木曜日に都倉ゼミに卒論の草稿を提出しました。都倉先生に草稿を読んでもらい、これから改変する部分を指摘してもらいました。来週は、再び論文を執筆する週になりそうです。
某企業から内々定をもらって1カ月半が経ちます。このくらい時が経つと、就活でついたアカのような感性が消滅し、客観性に就活を考察できます。卒論の草稿に記した内容をもとに簡単にまとめてみます。
@ 進路は自分が強い意志を持って決定する。
他人の意見は参考程度にして、自分が決定した方が就活はうまくいく。世間体や人気ランキングなどに惑わされると、就職にリアリティがなくなってしまう。また、家族や先輩、リクルーターに依存しない。特に企業のリクルーターの言葉は、リクルーター自身の評価に関わる業務の一環であり、学生への純粋な好意とは限らないので、過度な期待はしない方が無難。
A 志望する企業、エントリー先に多様性を持たせる。
同業種の場合、5社以上、3レベル(平均年収800万円以上、800万〜600万、600万以下)の企業にエントリーする。大手から中堅まで幅広く受けると、企業や業界、仕事へのリアリティが出る。5社以上エントリーする気がない職種は、志望度が低い業種・業界だと考える。「下手な鉄砲も数打ちゃあたる」は本当で、重要。私も50社以上、エントリーシートを送った。企業研究に関しては、財務状況や中長期計画を見て、自分と合う企業を多角的、客観的に探すことが大切。
B 最後まで粘る。
志望度の高さ、対策の有無、難易度は関係なく落ちるときは落ちる。妥協せず納得いくまで続けることが大切。私は7月に内定ゼロだったが、あきらめずに選考を受け続けて正解だった。「就活に勝ち組、負け組はない」などと言う人がいるが、「勝ち組」か「負け組」を決めるのは、実際に内定をもらった本人であり、勝ち組企業への入社を辞めるにしても、一度は自分が「勝った」と感じられる内定先を獲得することが大切。
以上が就活への思いです。これからは就活から距離を置いて、大学生活を楽しもうと思っています。
写真:http://sumaho-study.com/win-losing/