大学の授業にも慣れたので11月18日に受験する仏検準2級の勉強をしています。 フランスに6か月滞在したとはいえ、1年間日本にいると感覚が鈍ってきて、問題を解くのに苦労しています。 仏検の広報では準2級は大学3年レベル（300時間以上）となっていますが、この基準が怪しい。大学2年生での習得範囲を対象とした3級とは大きな差があります。 フランス語を専門にしているのであればともかく他の勉強をしながらフランス語を覚えるのは大変です。 2年生の時、フランス語の単位を取っていれば今頃、フランス語の勉強などやらずに済んだのですが、単位を落とさないために現在、頑張っています。 来週は西荻ワークショップ・アートウィークの手伝いをするので忙しそうです。時間がある間にフランス語の勉強を少しでもやっておこうと思います。

先週半ば、風邪も治り、大学に毎日、楽しく通っています。 季節の変り目なので、寒暖差が激しく、眠たくなりますが、体調も回復して日常の大学生活に戻った感じがします。 ゼミでは授業に戻ってきた4年生（元同級生）と就職や卒論の話をしています。 本来であれば私も卒論を書く時期ですが、少し遠回りをしたので大学生活にずれが生じました。振り返ると4年間の大学生活は短い感じ。 私はまだ2年生なので、あと2年間、大学に行きますが、どちらが良いのやら複雑な心境です。
週末、西荻ワークショップ・アートマップの活動の一環で、西荻にある古美術仙遊洞さんの「骨董講座」の動画をYouTubeにアップしました。仙遊洞さんは父の中の良い友人で面白い方です。歴史の話がとても面白い。
夏休みは時間があったので、5件の映像を製作しましたが、大学が始まると時間がないので、YouTubeの動画製作は月に1本になりそうです。 止めてしまうと感覚が鈍るので、月1の製作は続けて行こうと思います。来週末からは西荻ワークショップ・アートウィークが始まるので、少し忙しくなりそう。 今週はゆっくりと大学生活を楽しもうと思います。

10月8日に長野県の諏訪大社上社、下社、神長守屋資料館、高島城、井戸尻遺跡、尖石遺跡に行きました。 諏訪大社では御柱、御柱祭のクライマックスとなる蹴落とし坂、下社春宮にある万治の石仏などを見て神道の世界を堪能しました。
諏訪の古代人はともとミシャグチ神を崇拝していましたが、大和政権が進出するとタケミナカタが崇拝されるようになります。 ミシャグチ神は石棒の神、タケミナカタは実在の人物。 古代でも抽象の世界から現実的な世界への政権交代が行われたのですね。一種の革命です。 小渕沢にある井戸尻遺跡、茅野市にある尖石遺跡にある資料館には、重要文化財級の縄文土器、土偶がたくさんあります。 東京の博物館で見るよりも、地元の博物館で見る方が文化財をリアルに体感できます。文化財が土着的な環境から生まれることの証です。
神道、縄文文化とは別に小渕沢、蓼科高原の爽やかな空気を味わうこともできて、とても良い気分でした。 しかし、旅行から帰ると家族が全員、風邪にかかり熱が38度に。何とか授業には出たもののしんどいですね。季節の変わり目は体調管理が難しい。皆様も気を付けてください。

後期日程が始まって10日が経ちました。久しぶりの通学と受講に体力を奪われ、毎日、へとへとになって家に帰っています。 本来なら就職も決まり、悠々とした学生生活を送っていたはずですが、私は1留、1休学したので、まだ2学年。過去を悔いてもしかたがないので前向きに生活しようと考えています。 が、夏休みボケのせいか、授業に身が入りません。留年した一昨年を思い返すと現在のような状態で後期を過ごし、そのまま留年してしまった。 私にとって夏休みは鬼門、夏休み明けの生活態度で今後が決定するような気がします。そこで一念発起、留年の原因となったフランス語の勉強を再開しました。 夏休み後半はゼミ活動で忙しかったのでフランス語から遠ざかっていましたが、ここで単位を落とすと放塾。気を引き締めて頑張りたいと思います。

週末、小諸市で開催された「小諸映画祭（主催：慶應大学岡原正幸研究会）」を観に行くついでに上田城、信濃国分寺、小諸の懐古園を見学しました。 考えてみるとフランスから帰国して初めて行く国内旅行です。 久しぶりに東京を離れると新鮮な気分になります。たまには旅行、良いですね。

写真：https://www.amazon.co.jp/%E5%AE%8C%E5%85%A8%E4%BA%88%E6%83%B3-%E4%BB%8F%E6%A4%9C%E6%BA%962%E7%B4%9A-%E7%AD%86%E8%A8%98%E5%95%8F%E9%A1%8C%E7%B7%A8-%E5%AF%8C%E7%94%B0-%E6%AD%A3%E4%BA%8C/dp/4411005336