16日(土)、アヴィニョン観光案内所の「シャトーヌッフ・ドュ・パップのシャトーとオランジュの古代劇場」ツアーに参加しました。
ツアーの良い所は、ガイドさんが地元の話をしてくれるところです。
今回もガイドのジュリアンさんが、オランジュとシャトーヌッフ・ドュ・パップについて面白い話をしてくれました。
@アヴィニョンからオランジュに向かう高速道路A7は、リヨンに向かう古代ローマ街道Via Agrippaの上に建設されている。
Aオランジュは古代ローマの軍事拠点だったが、現在もフランス空軍の拠点がある。
B法王庁御用達の「シャトーヌッフ・ドュ・パップ」など、コート・デュ・ローヌのワイン畑は場所によって土質が違うので、採取できるブドウの味も全然、違う。
Cワインの品質を保証するAOC(原産地呼称統制)は、シャトーヌッフ・ドュ・パップのピエール・ル・ロワ・ボワスォーメリエが中心となって、フランスで最初に始めた。
その時代のシャトーはまがい物や外国産の粗悪なものが横行していたそうです。
Dシャトーヌッフ・ドュ・パップは地元の人が所有していて、他地域から移り住んできたワイン農家も3代以上続いている。などなど……。
この日はピエール・ル・ロワ・ボワスォーメリエのシャトー・フォーティアに行きました。どこに行っても樽の置いてある酒蔵は良い匂いがします。
いくつかのワインを試飲したのですが、「キュベー・ド・バロン」が美味しかったので、お土産に1本買いました。