大学生活 2016年11月

東京大学「駒場祭」
[2016/11/27]

11月25日〜27日にかけて開催された東京大学の学園祭「駒場祭」に行きました。
美術展で知り合った東大美術サークルの友人が作品を出品していたので駒場祭に遊びに行ったのですが、他校の文化祭に行くのは新鮮です。
駒場キャンパスはJR渋谷駅の近くにありますが、さすが国立、広いですね。 模擬店や室内企画、イベントも充実している規模の大きな学園祭ですが、東大生の真面目な気質のためか、会場内には落ち着いた雰囲気が漂っています。 ナンパとキャッチから逃れるために小走りで進まなければならない三田祭と違って、駒場祭にはベンチに座ってパンフレットを眺めるゆとりがあります。
先日一緒に三田祭をまわったU君がキャンパスの様子を見て「慶應っぽい」といっていました気持ちが分かった気がしました。


「三田祭」
[2016/11/20]

11月18日〜20日にかけて三田祭がありました。58回目となる今年は開催期間の半分が平日、しかも人気のミス慶應コンテストが中止になり、 盛り上がりに欠けるのではないかという危惧がありましたが、 連日多くの方が来場、盛況でした。世間の方は一部の学生の無責任な行動と大学を切り離して考えられているようです。 慶應義塾大学の学生は問題を起こす学生ばかりではありませんから、ご安心ください。
慶應は七夕祭(SFC)、矢上祭(理工学部)、芝共薬祭(薬学部)とキャンパスごとに祭りがありますが、 三田祭は大学全体で行われる学園祭で、国内最大の規模を誇ります。
数年前に「半期15回きっちり授業をやりなさい」という文部省の通知があり、最近は授業時間を確保するために、学園祭の規模を縮小する傾向が強いようです。 しかし、伝統を重視する慶應では今でも昔と変わらず学園祭を大々的に行っており、三田祭のために1週間、学校が休講になります。 代わりに冬休みが短くなったり、祝日返上で授業があったりするのは辛いですが、 早慶戦や三田祭のために休講にする大学の姿勢には、「やるときは、とことんやる」慶應の精神を感じます。

ご来場の皆様、ありがとうございました!


アメリカ大統領選 ―トランプ・ショック―
[2016/11/13]

先週、8日に行われたアメリリカ大統領選で、共和党のドナルド・トランプ候補が民主党のヒラリー・クリントン候補を破り、次期大統領に当選しました。事前調査ではクリントン支持が圧倒的だったなかトランプ氏が当選したことは衝撃的で、トランプ・ショックと呼ばれています。トランプ氏は選挙期間中「メキシコとの国境に壁をつくる」、「イスラム教徒の移民は禁止する」といった過激な発言を繰り返していました。こうした言動に対してレイシストや男尊女卑と批判が殺到しましたが、選挙の結果をみると、過激な発言が有権者、なかでも、これまで政策の焦点が当てられてこなかった白人中間層の心をつかんでいたことがわかります。移民問題や格差といった、多くのアメリカ国民が抱える不満を代弁していたといえるでしょう。外交に関してトランプ氏は「米軍を駐留させるなら日本は対価を支払うべきだ」「協定は全て見直す」と発言しており、これまでアメリカがとってきた方針を180度転換させ、実益重視の外交にシフトさせるようです。
ところで、今年の夏、イギリスのEU離脱が決定しました。イギリス、ドイツなど一部の国だけがEU経済全体を支えており、イギリスへの経済的利益に比べ負担が大きかったことがEU離脱の要因とされています。また、EUによる移動の自由化がイギリスの移民問題を深刻化させていたことも理由の一つ。これら理由はトランプの主張に共通するところがあります。自国民の利益を第一に考える自国中心主義は世界的潮流のようです。
日本でも20yy年に「友愛」を掲げる民主党政権から「自助」を党是とする自民党への政権がありました。民主党政権下、国内の経済は停滞、街には中国製の安い雑貨店が増えました。中国、韓国の発言力が増し、尖閣諸島問題、慰安婦問題が再燃したのもこの時期です。友愛政権下では外国人参政権の容認も議論になりました。当時、私は中学生ながら「納税の義務がないのに、外国人が選挙権を持つのはおかしい」と疑問を抱いていましたが、民主党政権下の不満はEU離脱やトランプ支持者に共通するものです。
こうした不満とそれに伴う一連の政策転換を見て、私は「戦後」という一つの歴史的パラダイムの終焉を感じました。EUなど経済共同体、移民の受け入れは、世界大戦への反省から生まれました構想です。人、物資、貨幣の移動を自由化すれば、人類全体が平等になって、対戦を防げるだろうという理想のもとに実施されてきました。それがいま、崩壊しています。TPPも立ち消えになる可能性が大きい。また、トランプはアメリカの軍事政策に関して「明確な利益の無い戦争はしない」とのべ、「自由の戦い」という戦後一貫していたアメリカ軍の運営方針に終止符を打ちました。各国に軍隊を派遣し「自由」「平等」アメリカ的「豊かさ」、そして「資本主義」を広めるという冷戦期の手法から、「実益重視」の軍事政策へ舵を切ろうとしています。軍事や経済に限らず、今後はあらゆる分野で「自国の実益」を重視した政策への方針転換が行われるでしょう。自国中心主義といっても、グローバル化の波は止まらないので、ブロック経済や世界大戦に発展する可能性は低いでしょう。国政はよりビジネス的になるように思えます。
ところで、来年はフランス大統領選挙があります。フランス留学中なら間近で大統領選が見られます。日本、イギリス、アメリカに続き、フランスも自国中心主義へと舵を切るのでしょうか。誰が大統領になるのか楽しみです。

写真:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97#/media/File:Donald_Trump_by_Gage_Skidmore_12.jpg


業界講演会、また逮捕者
[2016/11/06]

10月から1月まで、塾生向けの業界講演会が開催されます。 講演会では毎回、総合商社、広告代理店、食品、航空、旅行、保険など様々な業界から第一線で活躍するOB・OGが来て、2、3年生向けに、業界の仕事内容、会社の様子、学生時代の話をします。 就活を前に業界や職種について知っておこうという趣旨のイベントです。私も先輩の勧めで、広告業界(電通)の講演会へ足を運びました。 ひと口に広告といっても、マーケティングから、企画、営業まで一社でこなす総合広告代理店では、部署によって雰囲気や業務内容がまったく異なるようです。 電通社員の方の話を聞いていると、各々自分の得意分野を持っていいて、アイディアや販売方法など、他の社員の助言・助力を借りながら仕事にあたっているとのこと。 講演会は1月末まで開催されるので、様々な業界の講演会に参加し、知見を広げたいと思います。

ところで、先週、慶應大学法学部3年の学生が同学部の女子を、飲み会に戻る戻らないで口論になり、日吉駅のホームから突き落として逮捕されました。 あと、20秒、救出が遅れていたら大惨事になっていたかもしれません。友人をホームに突き落とすなど……。 広告学研究会に続いて、慶應大学生、またかという感じです。2度の不祥事で慶應大学のイメージも随分と変わった気がします。 いくら有名な大学に通って、勉強ができるからといって、社会的な常識を持ち合わせていないのは問題。どこにも、いるのですね、このようなタイプの人。 もちろん、慶應大学生は問題を起こすような学生ばかりではありませんから、まともな人も大勢いるので、受験生の皆さま、来年も安心して我が大学を受験してください。


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