今回で、私の大学生でのブログは最後となります。先週の出来事を、順を追って書きます。
火曜日(23日)、午後3時から新しくなった日吉記念館で慶應義塾大学の2021年度生の卒業式がありました。卒業式の2時間前、岡原ゼミの卒業生たちが、記念館の前に集合し、岡原先生やゼミ生たちと一緒に集合写真を撮りました。本来なら教授陣は卒業式に出席するのですが、今年はコロナ禍の影響で出席できません。それで、記念館前での撮影となったというわけです。男性はスーツ、女性は袴姿、女性陣が美しかったですね。 私は2留したので、普通の学生よりも2年間長く岡原ゼミに在籍しましたが、本当に楽しいゼミでした。他の学生たちも皆、岡原ゼミに入って良かったと感じているはずです。 その後、記念館での卒業式に出席しました。コロナ禍で慰労会をかねた飲み会ができなかったのは残念です。
水曜日(24日)、都倉先生やゼミ生と一緒に白金台にある北里柴三郎記念室を訪問しました。北里柴三郎は「日本の細菌学の父」と呼ばれる医学者です。福澤先生との関係が深く、初代慶應義塾大学医学部の学長で、2024年から新千円札の顔となります。記念室を訪ねた理由は、来年度のゼミ生たちのテーマが「慶應義塾大学と細菌学研究」になるから。コロナ禍なのでタイムリーですね。毎年、都倉ゼミのテーマが変わりますが、私たちの代のテーマは「1968年の学生運動」。思い出深いのは、1968年に学生運動をしていたOBの方たちにインタビューを行ったことです。ジャーナリストの池上彰さんに私が手紙を書き、インタビューを実現できたのも楽しい思い出です。都倉先生とは2年間のつき合いでしたが、こちらも楽しいゼミでした。
この日の夕方、大学時代に通った居酒屋の女将と父と3人でカラオケに行きました。このことは「美術・音楽」欄に記しています。 木曜日と金曜日は買い物をして、それを段ボール3箱に荷物を詰め、3月末に入る研修所に宅急便で発送しました。その日の夕方、会社から入社式で動画を披露する通知が来ました。この動画、けっこう笑えるので新入社員の反応が楽しみです。
土曜日(27日)、荷物をまとめ、新幹線で広島の母の実家へ出発。翌日(28日)、82歳になる祖母と一緒にマツダスタジアムに広島カープ対中日ドラゴンズの試合を見に行きました。初めてのマツダスタジアムです。テーマパークのようなスタジアムで、他の球場とは雰囲気がまったく違います。雨で開始時間が1時間繰り下げられたので、カープうどんを食べて時間をつぶしました。試合の結果は0対0。引き分けでしたが、緊張感のある手に汗握る面白い試合でした。 これが私の大学生、最後の週です。 6年間を振り返ると留学、留年、「西荻ワークショップ・アートマップ」や就職活動など、充実した大学生活が送れたと感じています。それはブログを読めば、理解してもらえるはずです。本当に楽しかった!
今回で終了しますが、5年にわたって、ブログを読んでくださった方たちに感謝いたします。
ありがとうございました。