読書・映像鑑賞 2021年2月 |
「シンドラーのリスト」「ニューシネマ・パラダイス」「男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎」
[2021/02/28]
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先週は、「シンドラーのリスト」(S・スピルバーグ、1993年、195分)「ニューシネマ・パラダイス ディレクターズ・カット版」(J・トルナトーレ、2002年、173分)、「男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎」(山田洋次、1983年)の3本の映画を見ました。ここのところ名画を立て続けに見ているのですが、「名作は時間が長く、悲劇が多い」ということに気づきました。考えてみれば、長時間の喜劇映画など見たことはありません。悲劇と喜劇は古代ギリシャ以来の演劇の基本、しかし、悲劇を表現するには長い時間を要するということに改めて気づきました。 |
名画鑑賞
[2021/02/21]
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時間があるので、先週は古い長編映画を見て今います。先週、見た作品は黒澤明の「七人の侍」(1954年)「蜘蛛の巣城」(1957年)、フェリーニの「サテリコン」(1969年)、ビスコンティの「ルードヴィヒ」(1972年)。どれも有名な名画です。最近の映画を見る感覚と、昔の名画を見る感覚はまったく違います。やっぱり映画全盛期時代に作られた作品は素晴らしい。見ていて映画の世界に魅了されます。 このような作品について、大学のシネマ研究会に入っている妹と映画の話をしました。それで出た結論は、「やっぱり名画は映画館で見なければならない」というものです。しかし、かつてのように名画のリバイバルが映画館で上映されるわけではありません。名画は映画館の空間と一体化してこそ、貴重な体験をもたらしてくれるのでしょう。そうだ、来週はまだ見ていない「ニュー・シネマ・パラダイス」を見よう!ブログを書きながら思い出しました。 |