読書・映像鑑賞 2020年5月

「Hanako 大銀座、三都物語」と2本の日本橋関連番組
[2020/05/31]

コロナ禍による外出規制が要請され、各テレビ局は通常の番組作りができなくなりました。典型的なのはNHK大河ドラマ「麒麟が来る」。この作品は大変面白いのですが、撮影ができないために来週から休止になります。他局も同様、穴埋めのために過去の番組を再放送しています。先週、その中から「新日本風土記 日本橋(NHK)」「アド街ック天国 日本橋(テレビ東京)」の再放送を見ました。日本橋は歴史のある、東京の中でも私が好きな地域の一つ。 なぜか最近、日本橋に関する番組の再放送が多いので、毎週のように見ています。これを見ると日本人が日本橋好きであることがわかります(現在、日本橋の高速道路地中化計画も進行しているようだし)。番組を見た後、「Hanako 大銀座、三都物語(2019年、マガジンハウス)」を取り出して、銀座、丸の内、日本橋にある店舗を確認しました。Hanakoにはコレド室町テラスや良品計画の記事が載っています。これらは新しい日本橋の顔。雑誌をめくりながら、コロナ騒動が大きくなる前、3月に「たいめいけん」にオムライスを食べに行ったことを思い出しました。あれから3カ月近く外食をしていません。長い在宅生活だ。先週、外出制限も解除されたので就活が終わったら、再び日本橋に行って外食がしたい!

写真:https://instagrammernews.com/detail/2135548178019638942
https://www.nhk.jp/p/fudoki/ts/X8R36PYLX3/episode/te/J5L3LMWPLX/
https://www.tv-tokyo.co.jp/travel/adomachi/20140510.html


木枯らし紋次郎
[2020/05/24]

就活をしていると家族や大学の講師、知人の先輩など、多くの人の支援を受けます。アドバイスが有効な場合もありますが、それを聞き過ぎると自分らしさを失う原因になります。最後は自分と企業の適応度がすべてなので、無理して就活してもうまくいかないでしょう。最近、少し人間関係に疲れ気味でした。 そこで気分を変えるために、時代劇「木枯らし紋次郎」(1972年、フジテレビ)を見ました。ドラマの主人公は渡世人。どの組織にも属さず、孤独に生きています。 コロナ禍で閉塞する就活中、多くの人に気を使っていると気ままな紋次郎の生き方に強く惹かれる。「あっしには関わりのねぇことでござんす」。就活を終えて、ひゅー、風の中を自由に散策したいものです。 でも、来月は梅雨ですからね……。風の中でなくても、雨の中を自由に散策しましょう。

写真:https://blog.goo.ne.jp/bokunorcg/e/6eb165b9a0b4a7f7d911f97e3a506483


カミュ「ペスト」
[2020/05/17]

「ペスト」
アルベール・カミュ 著

コロナ禍の流行で書籍ランキングの1位に返り咲いたアルベール・カミュの「ペスト」(1947年刊)を読みました。「ペスト」はカミュの代表作で、不条理文学の傑作とされています。
物語はフランスの植民地であるアルジェリアのオラン市をペストが襲い、庶民の生活に様々な悲劇が起こる話。医者、市民、宗教家など多くの人物が登場し、全員がペストの脅威に立ち向かう姿を描いています。
現在、全世界ではコロナウィルスが猛威を振るい、病気だけではなく経済的な問題も起こっています。グローバル化した現在の状況は、カミュの「ペスト」と状況が異なっていますが、各地で不条理な政策が行われていることは時代が変わっても同じ。 「ペスト」が再び読まれるようになったのは、現在も自然の驚異の前にどうすることもできない社会の不条理が存在しているからでしょうか。 読んでいると、疑心暗鬼の気持ちが起こり、暗い気持ちになります。
コロナ禍と就活が終わって、スカッとした夏を迎えたいものです。


「戦略思考のリスクマネジメント」
[2020/05/10]

「戦略思考のリスクマネジメント」
企業広報戦略研究所/電通パブリックリレーションズ内ー 編著

各メディアは、コロナ関連の倒産を連日のようにニュースで配信しています。このような状況では、これからますます、コロナ禍での倒産が増えるでしょう。 現在、私は就活中ですが、志望する企業が危うくなっては元も子もない。それで、「戦略思考のリスクマネジメント」(企業広報戦略研究所、日経BP)を読みました。 本書は「リーダーシップ力」「予見力」「回避力」「被害軽減力」「再発防止力」という5つの視点から、企業の「危機管理力」を独自に数値化し、企業の危機管理力の強み・弱みを明らかにしています。 しかし、景気の良い時代に発刊された内容だけに危機意識が今日のように切実ではありません。誰もコロナ禍のような状況が発生するとは夢にも思っていなかった。 それだけ、今回の騒動は優秀な企業人の常識を超えた災害だということが言えるでしょう。 私は昨年、時代状況の解析をし、2020年の秋に景気後退が起こると予想していました。 実際にはそれよりも1年早く不況が来てしまいました。不況の原因は主観的バブルの増大、社会構造上の問題だと考えていたのですが、それがコロナウィルスの出現で早まったようです。 これから多くの企業が倒産し、不況が来ることは間違いありません。各企業とも、この本に書かれているリスクとは違った、マネイジメント戦略を立てる必要があるようです。

写真:https://dentsu-ho.com/articles/4259


映画「ひろしま」、ETV特集「わすれられた“ひろしま”~8万8千人が演じた“あの日”」、「青春は戦争の消耗品ではない 映画作家 大林宣彦の遺言」
[2020/05/03]

映画「ひろしま」(1953年、関川秀雄監督)とEТV特集「わすれられた“ひろしま”~8万8千人が演じた“あの日”」(2019年)、 「青春は戦争の消耗品ではない 映画作家 大林宣彦の遺言」(2017年)を見ました。映画「ひろしま」は被爆から8年後、広島市民が実際に出演して当時をリアルに再現した映画。 まだ原爆の記憶が生々しく残っている時期に制作された作品です。 「わすれられた“ひろしま”~8万8千人が演じた“あの日”」は、映画「ひろしま」に出演した人たちの思い出やインタビューをまとめたドキュメンタリー。 2つの作品を続けて見ると、原爆被害にあった人々の気持ちを理解することができます。この映画を家族で見たのですが、広島市出身の両親がこの映画の存在を知らなかったことが意外でした。
「青春は戦争の消耗品ではない 映画作家 大林宣彦の遺言」は4月10日に死去した大林宜彦監督の最後の作品「花函」の制作に密着したドキュメンタリー。 大林監督の戦争に対する思いが伝わる秀作です。「今、コロナ渦のこの時期に、なぜこのような番組を見るのか?」とも思いました。 しかし、このような特殊な状況では重い題材の作品を真摯に受け止めることができます。 「災害は忘れた頃にやってくる」この言葉を現在は常に心にとどめておく必要があるのだと思います。

写真:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B2%E3%82%8D%E3%81%97%E3%81%BE
https://blog.goo.ne.jp/ktonegaw/e/13384a02216be844ab1681e8a4d1d92a
http://amass.jp/98354/


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