読書・映像鑑賞 2020年1月

映画「ブレードランナー2049」
[2020/01/26]

「ブレードランナー2049」(2017年、アメリカ、ドゥニ・ヴィルヌーブ監督)を観ました。この映画を観たくなった理由は最近、5Gを巡る米中の摩擦やAI、ロボット、ドローンなどの先端技術が社会を賑わせているからです。映画は前作を踏まえて制作されていますが、見た印象がまったく違い、新作のようです。殺伐とした荒野が広がる世界観は、前作よりも原作『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』に近い印象を受けました。映像は綺麗なのですが、物語はメリハリがなく、イマイチ。私はハードボイルドな前作の方が好きです。前作の「ブレードランナー」(1982年)の舞台は2019年のロサンゼルス。中国の繁華街のような設定でした。今月、2019年は終わったのですが、 世界は映画「ブレードランナー」のように退廃せず、以前よりも整然とした世界が広がっているように感じます。酸性雨も「ブレードランナー」のように酷くはない。「ブレードランナー」と現実の2019年が異なっていたように、2049年は現在よりもАIに管理された世界が展開しているような気がします。人間社会の退廃さは先端技術の普及と共に消えると思います。 ちなみに、メディコムの「放送特殊Ⅰ」の課題は「2025年の放送業界の予想」でした。5Gの普及によって放送環境は大きく変わるかもしれません。

写真:https://eiga.com/movie/85393/


映画「人魚の眠る家」
[2020/01/19]

1月8日、横浜地裁で「相模原障害者施設殺傷事件」の被告・植松聖の裁判が開かれました。 この事件は、2016年7月26日、神奈川県立の知的障害者福祉施設「津久井やまゆり園」で発生した大量殺人事件です。 殺された人数も多いのですが、犯人の「障害者は社会に不必要なので殺せばよい」という主張に世間は驚愕しました。
指導教官である岡原正幸教授は、ゼミで障害者の問題も扱っているので、私自身、この問題を身近に感じます。 裁判が始まった翌日、映画「人魚の眠る家」(東野圭吾原作、堤幸彦監督、2018年松竹)を観ました。この映画は事故で脳死した少女を題材にした映画です。 物語は脳死を受けいれるかどうか、家族の葛藤を描いています。「相模原障害者施設殺傷事件」やこの映画を観ると障害者に対する態度に違いがあることがわかります。 障害者に愛情を注ぐ人もいれば、植松被告のような人もいる。この問題のキーワードが「愛情」でしょうか。 裁判では多くの犠牲者は実名を伏せていますが、美穂さんの家族は写真と実名を公開しました。その報道を受け、美穂さんに対する家族の愛情を感じました。 「人魚の眠る家」は良い映画なので、機会があればご覧ください。

写真:https://movies.yahoo.co.jp/movie/364211/
https://www.huffingtonpost.jp/2016/07/28/sagamihara-hitler_n_11234966.html


「妖精の女王」 エドモンド・スペンサー著
[2020/01/12]

メディコムの後期授業「メディア社会論Ⅰ」で、この本を読みました。内容は16世紀のエリザベス朝、美しき徳高き妖精の女王が治める国の騎士たちの冒険を韻文で書いた物語。 上巻は騎士の気高さを、下巻は騎士の節制を描いた騎士道物語です。日本でいうところの武士道物語と考えればよいでしょう。 武士道に美徳があるように騎士道にも美徳があるのですが、そこにアーサー王やギリシャ神話を加味しているので壮大な迷宮物語にもなっています。 この本は、ゲームの「ドラゴンクエスト」のもとになったとか。桃太郎や一寸法師の代わりに妖精や魔術が出てきたりするのがイングランド的です。 イギリスは現在でもハリー・ポッターの世界ですから。ギリシャ神話やアーサー王の物語、当時の政治状況をしたなければ理解しにくい本ですが、時間がある方にはお勧めです。 イギリス史を勉強しながら一生かけて読む本かもしれません。それにしてもメディコムの授業を取ったお陰で、このような本に出合えるのですから、大学は楽しいですね。

写真:https://honto.jp/netstore/pd-book_28105688.html


朝日キーワード 就職 2021
[2020/01/05]

12月までいろいろな業種の企業にエントリーシートを送っていましたが、結果は散々。やっぱり、興味のない業界の企業にエントリーしてもダメだと悟りました。 気持ちを切り替えて本格的に取り組む業種はマス・メディアしかないと腹をくくり、競争率の高いメディア業界の就活に集中しようと思っています。 メディアに就活する場合、かならず時事問題とSPI、作文の試験があります。特に記者職などは時事問題の理解が欠かせません。 時事問題を勉強する時、お世話になるのが「新聞ダイジェスト」と「朝日キーワード」。年末から時事問題の勉強をしているのですが、これがなかなか進まない。 用語や数字を覚えようとしても問題全体を把握しなければならないので予想以上に時間がかかってしまいます。 それに新聞を読み、テレビでニュースを見て、現在進行形の時事にも対処しなければならないので余計に時間が足りなくなります。 このように事になるのであれば、もっと早く就職したい業界を決めておけばよかったと後悔しています。 年が明けて話題になったのは「ソレイマニ司令官の殺害によるイランとアメリカの対立」と「ゴーン被告の逃亡」。どちらも世間を大きく騒がせました。 過去の事例を参考に問題を分析すると事件の背景がより理解できます。私の時事問題対策はやっと始まったばかり。間に合うのかな~?

写真:https://www.yodobashi.com/product/100000009003213199/


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