先週の日曜日、鳴り物入りで放送されたNHK大河ドラマ「いだてん」が終了しました。「いだてん」は、「あまちゃん」や「徳川慶喜」の名プロデゥーサー訓覇 圭(くるべけい、女優石田ひかりの夫)、宮藤官九郎脚本、大人計画の総出演のドラマで、朝の連続ドラマ「あまちゃん」を見ていた人は放送開始を楽しみにしていたはずです。しかし、これが全然、面白くない。特に後半は最低視聴率が3.7%、最終話の視聴率が8.3%、平均視聴率が8.2%で6回目以降は2桁の視聴率を獲得することはできず、大河ドラマ史上最低だった「平清盛」( 2012年)と「花燃ゆ」(15年)の12.0%を下回り、過去最低となりました。いくら、視聴率を気にしない公共放送とは言え、この数字はひど過ぎる。「いだてん」が失敗した理由を考えると、①歴史観が出ていない ②大人計画の色が濃すぎる ③主演の阿部サダヲがうるさすぎるからです。
大人計画を中心としたキャストは元気な朝なら楽しいのですが、夕食時にはうるさく感じます。また、明治時代から昭和初期の歴史ドラマの感じがしないので、私も途中から見なくなりました。久しぶりに最終話を見て、「やっと終わってくれた」という妙な安堵感に包まれています。大人計画が大好きで、訓覇のファンの私としては、ちょっと残念。大河ドラマで喜劇を主軸にすると絶対にこけますね。
ちなみに19日(水)、私の師匠がNHKで統括制作した「フェイクバスターズ」という番組が放送されました。ネット上のフェイスニュースを題材にした番組ですが、今までにない内容の番組だったので新鮮で面白かったですね。さすが、師匠!
写真:https://biz-journal.jp/2019/12/post_132920.html
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