読書・映像鑑賞 2019年6月

映画「セザンヌと過ごした時間」
[2019/06/30]

インターンのことで頭がいっぱいなので気分を変えるために、ダニエル・トンプソン監督の「セザンヌと過ごした時間」(2016年)を観ました。本作はセザンヌ没後110年を記念して作られた画家セザンヌと小説家ゾラの物語。ゾラが書いた小説「制作」(1886年)によって2人の仲は絶縁されたと言われていますが、トンプソン監督は1886年以降も2人は会っていたという仮説を立てて作品を作っています。
魔法のような美しい南フランスの風景の中で物語が進みますが、南仏に留学した私はこのような風景に馴染みがあるので懐かしさを感じます。エクスを散策していたあの頃は楽しかったな~。トンプソン監督は「シェフと素顔と、美味しい時間」など、私のお気に入りの監督。来年、就職の内定をもらったら南フランスにもう一度行こう。これが私のモチベーション。「セザンヌと過ごした時間」は美術ファン必見の映画です。

写真:http://grappatei.hatenablog.com/entry/2017/09/28/113239
https://www.france-jp.net/02info/06cinema/274.html


映画「深夜食堂」
[2019/06/23]

映画「深夜食堂」(2015年、松岡錠司監督)は、安倍夜郎の同名の漫画を原作とした連続テレビドラマシリーズ第3弾と同時に映画化された作品です。物語は新宿ゴールデン街近くにある深夜営業をする「深夜食堂」に集う人々の人情話。 小林薫らの個性的な俳優陣の演技に味があり、テレビドラマで人気が出て、韓国でも韓国版が制作されました。最近、地元の飲み屋に行くようになって「深夜食堂」の話が出て思い出し、久しぶりにビデオを取り出して見ました。この映画が公開されたのはちょうど大学受験の時期。 成人前でまだお酒が飲めなかったので見ませんでしたが、お酒が飲めるようになって「深夜食堂」を見ると実際に行く店と重なって面白さが倍増します。大人になってみると面白いドラマですね。

写真:https://eiga.com/movie/80945/
https://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2015/01/10/0007666945.shtml?ph=6


映画「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」
[2019/06/16]

「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」(2019年、マイケル・ドハティ監督)を観に行きました。アメリカ版ゴジラは、2014年に公開された「ゴジラ」以来、2作目です。 今回の作品は日本版ゴジラの「地球最大の決戦」(1964年)と「怪獣総進撃」(1968年)を元に、舞台をアメリカに移して撮影された映画です。
挿入されている音楽は日本のゴジラファンに馴染みのあるものですが、2時間があっという間に過ぎる、手に汗握れるスピード感のある秀作でした。 話が単純で、怪獣の登場シーンや戦闘シーンがふんだんに盛り込まれているので引きこまれます。政治がらみでかったるかった「シン・ゴジラ」に比べると格段にできも良くて面白い。 やはり、怪獣映画は理屈無しで楽しむものですね。次回は「ゴジラ対コング」、こちらの方も楽しみです。

写真:https://eiga.com/movie/88330/


映画「博士の異常な愛情」
[2019/06/09]

「博士の異常な愛情」(1964年)はスタンリー・キューブリック監督が作った核戦争にまつわるブラックコメディです。1964年といえば、前年にキューバ危機が起こり、実際の核戦争の危機が訪れています。そのような状況の中で、このようなコメディ映画を作ったのですから、キューブリックの度胸の良さを感じます。きっと、キューブリックはアメリカ軍から目をつけられたでしょう。本作の主題は、人間の妄想と核を統制するシステムの欠如。核よりも人間の思い込みが全世界的な危機を招くことを、ブラックコメディを交えながら警告しています。恐怖、焦り、笑いなど、人間の感情すべてに訴えかけてくる映画です。危機的状況が改善されない現在、見ても色あせていない秀作。機会があれば、是非、ご覧ください。

写真:https://yorimichim.exblog.jp/7107233/
https://blog.goo.ne.jp/goo0348_2007/e/08d4643fe580fe8b80f1dbdf6d57faf6


「なんとなく就活をしている君たちへ」
[2019/06/02]

「なんとなく就活をしている君たちへ」
小布施典孝 著

大学の先輩で電通に勤めている小布施典孝さんの「なんとなく就活をしている君たちへ」(大和書房)を読みました。 私もそろそろ就活を始めなる時期ですが、実際には就活をどのように捉え、実行すればよいのかわからないまま、無駄な時間を過ごしていました。 ネットで情報を集めたり、先輩の話を聞いたりするのですが、就活にどのように取り組めば良いのかいまひとつ実感がわきません。そのような時に出合った本が、本書です。
読後は目からウロコ、失敗した体験をふまえた著者の就活に対する考え方がストレートに伝わってきます。これから就活する人にお勧めの本です。


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