読書・映像鑑賞 2019年5月 |
映画「カメラを止めるな」、ドキュメンタリー「絶対監督主義 押井守」、「歴史ヒストリア ガンダム誕生秘話」、映画「ニューヨーク公共図書館 エクス・リブルス」
[2019/05/26]
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「カメラを止めるな」は、上田慎一郎が2017年に製作、公開した日本映画です。300万円の低予算、6日間という製作日程にもかかわらず、31、2億円(2018年)の興行収入の大ヒット作品となりました。内容はワンカットでゾンビ映画を作る最中に起こるドタバタ劇。出演する俳優は全て無名ですが、個性的な演技をしていて好感が持てる作品となっています。この作品や「絶対監督主義 押井守」、「歴史ヒストリア ガンダム誕生秘話」など、映画の製作者にまつわる番組を見ていると、現在の日本の映画、テレビ界が置かれている状況が理解できます。昔は監督主義の作品がたくさんあったのですが、現在は有名俳優を盛り上げるような作品ばかり。このような状況が日本映画界にとって良いのか悪いのか判断をつけにくいところです。 |