「慶應大学マインドフルネス教室へようこそ!」
樫尾直樹 著
火曜日にある「宗教社会学Ⅰ」の準備として「慶應大学マインドフルネス教室へようこそ! 樫尾直樹著 国書刊行会」を読みました。
この授業は眼想(メインドフルネス)を実践する授業なので、あらかじめテクストを読んで内容を理解しなければ参加できません。
授業では1年半ぶりに樫尾先生と会ったのですが、とても元気そう。フランスでたまたま映したUFOの写真を見せると喜んでいました。
ところで、私はマインドフルネスを実践した翌日、原因不明の熱が出て、お腹を壊しました。
医者に行くと、なぜ熱が出るのか原因がわからないとのこと。
マインドフルネスを実践した初心者の場合、そのような症状が起こることがテクストに書いてあったので……、翌日には平熱に。
来週の授業で樫尾先生にこの件について質問してみようと思っています。
今週はヒッチコックの「サイコ(1960年)」とマキノ雅弘の「鴛鴦歌合戦(1939年)」を観ました。ヒッチコックの映画を初めて見たのですが、さすがに名匠、「サイコ」はとても面白い作品でした。
「鴛鴦歌合戦」は昭和14年のオペレッタ時代劇の映画。
この映画を見るきっかけになったのは、月曜日に履修する「映像メディア論Ⅰ」で、この映画と「丹下作善百万両の壺」、「人情紙風船」を見て批評を書く課題が出たこと。
大学の授業が無ければ、このような古い映画に観る機会はなかったはずです。
大学の授業が面白いのは、自分の知らない分野の世界と出会いを演出してくれること。このような出会いがあるから大学は楽しいですね。
「鴛鴦歌合戦」は戦時体制の中で作られた感じがするわりに、明るく楽しい映画。
公開当時は傑作とは考えられていなかったのですが、現在ではオペレッタ時代劇の傑作として評価されています。
時代を象徴する特徴的なメロディーが耳に残ります。現代映画とは違う面白さがあるので機会があればご覧ください。
それにしても、この映画に出演している志村喬、歌が上手い。
https://www.kinokuniya.co.jp/images/goods/ar2/web/imgdata2/large/43360/4336061335.jpg
https://www.newsweekjapan.jp/stories/assets_c/2017/10/magc171017-psycho01-thumb-720xauto.jpg
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/e/e9/Singing_Lovebirds_1.jpg/250px-Singing_Lovebirds_1.jpg