4月3日(水)の「クローズアップ現代+」で、「食品ロスが激減!節約実験 食品ロスだけで生きる」という番組をやっていました。
食品ロスの問題は、恵方巻の時にも取り上げたのですが、現在、日本の食料廃棄量は約1800万トン。
日本は年間5800万トンの食糧を輸入していますが、そのうち3分の1を廃棄し、それを焼却するのに約1兆円の税金が投入されています。
番組内では若手ディレクターが1か月、残った食品を提供するサイトを利用して生活する様子が放送されました。実験は面白いのですが現実感がなく、民放番組のようで企画倒れの感じがしました。
番組を見た後、父が「経済成長を達成したいのであれば、食品ロスくらい目をつむらなければ資本主義は維持できない。計画経済の共産主義はロスは無いけれど、生産性が減退する。
食品ロスよりも約1100兆円ある日本の借金の方が問題だ」と解説してくれました。確かに食品だけではなく、日本人はあらゆる分野で無駄なことをしているようです。
それが現在の大学生にも負担を強いる。ちなみに現在の大学生の1日の食費は850円位。グルメどころではないですね。