今年、カープは9月26日にセリーグで優勝、10月19日に巨人を破ってクライマックスシリーズに勝ち、ソフトバンクホークスとの日本シリーズを10月27日から戦っています。 10月27日の対ホークス線は引き分け。長時間、緊張する試合で肝を冷やしました。一方、28日の第2戦はカープが5対1で完勝。 カープファンの私としてはカープの勝利はうれしい限りです。 9月のセリーグ優勝が決まった後、カープが勝利するたびに広島の祖母がカープ優勝グッズやお菓子を送って来てくれます。 これらのお菓子はグルメ度は高くはありませんが、カープが勝つときに味わうと格別な味があります。 私は小学生の頃からカープファンですが、あの頃に比べると今は楽しく試合を見ることができます。 カープが日本一になったらお菓子ではなく、美酒を飲みたいですね。

国立西洋美術館でルーベンス展に行った帰り、Ｕくんと珈琲処ボナールに行きました。 ボナールは1968年創業の喫茶店。かつては日本橋にありましたが、2014年に上野広小路に移転した、窓が広く天井が高い開放的な喫茶店です。 ブレンド珈琲、リンゴと桃のケーキを注文、それを食べながらＵ君と将来の話をしました。彼は東大の大学院に進学し、「宇宙の起源」についての研究をするそうです。 Ｕ君と知り合ったきっかけは大学の絵画サークル展。２年前のことですが、何度も一緒に美術館に行っているのでつき合っている期間が長いような感じがします。 まったく違う分野の友人と一緒に展覧会巡るができる。それを可能にするのは共通の趣味があるからでしょう。趣味があると人間関係も広がります。

前から信州牛が食べたかったので、長野旅行の最後に上田市にある南山本店に行きました。南山本店は1990年から原町で営業している人気の韓国料理店です。 牛を丸ごと１頭買いするので肉の希少な部分を食することができます。店内に入ると多くのお客で賑わっていました。 テーブルについて注文したのはロース、ハラミ、タン、イベリコ豚など。特に美味しかったのはリブロース・ステーキと冷麺。 リブロースは脂がのって美味しかったですね。また、冷麺は長野らしくそば粉入りの冷麺でほんのりそばの香りがしました。 この日は両親と一緒だったので財布のことは心配せずにたらふく焼き肉を食べたのですが、満足感のわりに値段も安かったようです。 「これだけ食べてもこの値段。地方は物価が安くて良いわね」と母親もご機嫌でした。 東京では家賃と人件費がかかるんで割高感は否めなません。地方に行き、安くておいしいものを食べるのも旅行の醍醐味です。

９日、李寶那さんの「うつわ展」を見た後、みんなで「銀座　やす幸　本店」におでんを食べに行きました。 やす幸は銀座の中でも有名なおでん屋です。値段が表示されていないので恐ろしいのですが、この日は父と一緒だったのでたっぷりとおでんを食べることができました。 上品な出汁の味がするおでんは懐石料理のようです。ぬる燗の日本酒によく合う。贅沢なおでんの夜でした。

2年ぶりに小諸に行き、「丁子庵」で信州そばを食べました。丁子庵は1808年創業の老舗のそば屋、土蔵の本館は1885年に建てられた年代物です。 この日、丁子庵には数人で行ったのですが、それぞれ天ぷらそば、かけそばに鴨の鉄板焼き、ざるそば、野沢菜、カボチャ、切り干し大根、おやき3種類を頼みました。 丁子庵のそばの原料は浅間高原で採れたもので、これが風味があってとても美味しい。汁も程よく、そばにマッチしており、東京では味わうことのできない味があります。 さすが、そばの本場、長野。また、おやきも抜群も美味しい。信州に来て1回目の食事が、美味しいそばだったので大満足でした。
この日の夜は茅野市にあるスェーデン料理のレストラン「ガムラスタン」へ。私は初めてスゥーデン料理を食べたのですが、酸味が強い。 前菜のサーモンを始め、鹿肉にリンゴンベリー・ジャム（クランベリー・ソース）を添えた料理がとてもスゥエディッシュです。 ガムラスタンのリンゴンベリー・ジャムはきっと長野産のリンゴを使用しているのでしょうね。自家製のライ麦パンも美味しかった。 昼は信州そば、夜はリンゴ風味のスェーデン料理と長野の味を満喫した1日でした。