グルメ 2017年12月

ボルドーのクリスマス、シテ・ド・ヴァン、コート・ダジュールの料理
[2017/12/31]

ボルドーのアタール家で、クリスマス・イブからクリスマスにかけて長時間の食事とお喋り、イベントを体験しました。 シャンパンやワインを開け、生牡蠣、チキン、サーモン、エビ、チーズ、ケーキなどを足らふく食べました。 イブの夜、豊かさを象徴するミカンを食べるのが南フランスの習慣です。


2016年6月、ボルドーにワインをテーマにした複合施設「シテ・ド・ヴァン」がオープンしました。 施設内ではワイン博物館や19の展示エリアで世界のワインのことが学べるようになっています。 20€の入場券を提示するとテイスティングカウンターでワイン1杯、試飲できるのがユニーク。 展示室はワインの歴史に始まり、生産工程、生産者へのインタヴュー、香りなどのコーナーがあり、世界のワインについて知ることができます。 面白かったのは現在のように「濃赤のワイン」が飲まれるようになったのは大航海時代。それまでワインの主流は白ワインだったそうです。 16世紀以降、イギリス人の香りへのこだわりが、ボルドー・ワインの香りを発展させたようです。 ところで、キリストの血がワインと結びついた起源は、ギリシャ神話の「ディオニソスが美少年アンぺロスの死を悼み、彼をブドウの木に変えて(最初のブドウの木です)、その血から葡萄酒を作った」という物語だそうです。 キリスト教もプロテスタント以前は比較的、古代文化や神話と融合していたのですね。
クリスマスの日、アタールさんの家で飲んだ「シャトー・マルゴー1979年」は、上質なウイスキーのような味でした。 これを飲んだ時、ビンテージ・ワインとは何かを理解できたような気がします。



カンヌで地元の人に人気のあるレストラン「Astoux et Brun」に行きました。高級というよりは良質な海産物を扱う魚屋さんがやっているレストランといった感じ。 値段もリーズナブル、店員さんも皆、親切でした。ニースでは人気店「Acchiardo」に行き、ニース風サラダとニース風牛肉の赤ワイン煮込みを食べました。 美味しかったのですが、量が多いので苦しかった。 翌日はエズの「l’ulivo」でサヴォイ料理、夕食はニースのレストランで唐辛子の炒め物」、ミラノ風カツレツのような「トマト味のエスカロープ」を食べました。 マントンやニースはイタリアが近いので料理が美味しい。 フランスに来て4か月、最近やっと、美味しいレストランの選び方がわかったような気がします。


同級生との会食
[2017/12/24]

17日(日)は、大学の友人2人と一緒に、アルルの「ル・クリケ」、18日(月)はアヴィニョンの「デ・タンチュリエ」で会食をしました。 両方とも町の中でベスト5に入る人気のレストランです。
「ル・クリケ」ではプロバンス郷土料理の「ブリード(プロヴァンス風未味付けの魚のスープ)」を食べました。 ニンニクが入っているので臭うのですが、食べると元気になります。郷土料理にしては美味しい。 「デ・タンチュリエ」では「7種類のハーブが入った子羊の煮込み」を注文しました。 この店は味の割に値段がリーズナブルなので人気があります。
「デ・タンチュリエ」の料理を日本のフレンチレストランで食べるとなると、結構な値段になりそう。 同級生2人はグルメなので、そこら辺はよく理解していました。 彼らの感想は「やっぱり料理はイギリスよりもフランスの方が美味しい。 それにイギリスのレストランのような値段のぼったくりがない」でした。 2人ともプロヴァンスが気に入ったようで、「今度は夏に来たい」と言っています。 プロヴァンスには美味しい料理がたくさんあるので、みんさんも遊びに来てください。


マルセイユのグルメ
[2017/12/17]


マルセイユは魚介類の宝庫。 マルセイユ名物はブイヤベースですが、友人から「別の物を頼んだ方が美味しい」とアドバイスを受けたので、港の見えるレストランで牡蠣とムール貝を食べました。 朝獲れの牡蠣とムール貝は新鮮でぷりぷり。バター付きのバゲットと合わせて食べるととても美味しい。
夜はル・コルビジェ設計のシテ・ラディユーズ内にあるレストランでムニュを食べました。このような場所でコンソメスープを飲むとホテルオークラの「オーキッドルーム」を思い出します。 料理は日本風にアレンジされたフランス料理。 食のジャポニスムといったところです。最初にワサビのアイスが出て、次に赤だし風のコンソメ、刺身、メインデッシュが焼き魚(添えてあった柑橘類はカボスに似ている)でした。 建物やレストランの雰囲気がおしゃれで楽しかったです。


リヨンのグルメ
[2017/12/10]

初日の昼は、若い男女がやっている「chez marie」という小さなbouchonへ行きました。 とても親切でアペリティフをサービスしてくれました。その日の夕食はリヨンでも50位以内に入る人気の店「le tire-bouchon」へ。 予約はしませんでしたが、早い時間に行ったので入ることができました。こちらも給仕の人がとても親切、住んでいる人の雰囲気でその町の好感度が上がります。 ミシュランが付くところは分不相応ですが、Rのマーク=Association Francaise Des Maitres Restaurateursのタイトルがあるレストランはおいしいなど、最近、良いレストランの見つけ方が身についてきました。
Tatin de boudin aux Pommes、Mousselinee de Brochet、1/2St Marcelin de la mere Richardを食べたのですが、これが、凄く美味しい。 感動したので、次の日の夜も「le tire-bouchon」へ。
2日目は、アペリティフにcommunardというカシスと赤ワインで作るリヨンのキールを飲み、 Terrine de lapin au romarin、 Anduillette Bobosse sauce mout de raison、Sable Breton et poires caramelieesを食べました。 Anduillette Bobosse sauce mout de raisonは豚の腸詰のソーセージで、これ、また美味しい。 くせの強いにおい(豚足の臭い)がある食べ物なので好みが分かれるようで、ギャルソンや隣に座っていた地元のお客さんが感想を聞いてきました。 私が「とても気に入った」というと2人も笑顔。代表的な地元の料理だそうです。 せっかくなので、食後のデジェスティフに1605年に製造されたリキュール、シャルトリューズを飲みました。3日間、リヨン料理を堪能することができたので大満足。 やっぱり、リヨンは「食の都」です。


「le tire-bouchon」の美味しい料理

恐ろしいフランス料理
[2017/12/03]

フランスに来て3か月が経ちましたが、私の身体に恐ろしいことが起こっています。 何と3か月で体重が7キロも増えてしまいました。 以前に比べると身体が重い感じがします。 毎日、肉とワイン、チーズの日々、運動不足なのでずっと太りっぱなし。 このままの調子で食べ続ければ10キロ体重が増える日も間近でしょう(合氣道をやって、腹筋が割れていた1年前が懐かしい)。 ちょっと太ったかなと思ったのは、11月最初のヴァカンス。2日続けてフォアグラを食べた後、何かが変わったような感じがします。 フランス人はよく運動をしていますが、あれは太らないためのダイエットだったのですね。 と言って、私はフランス語の勉強でくたくたで、運動をする余力はありません。できるのは食事制限ですが、目の前に美味しい物を出されては誘惑に勝てない。 写真のようなデザートを食事後に食べていては……。 「食欲の秋」は、今の私にとっては最大の敵。ジャージを購入して、ジョギングでもしようかな。


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