美術・音楽 2020年6月

東京のステップ3解除
[2020/06/14]

3月以降、コロナ禍の影響で音楽ではコンサートやイベント、ライブが中止に、美術館や博物館が臨時休館となり、展覧会は開かれていません。 それから3か月間、日本では文化的な活動から遠ざかっていました。しかし、ついに先週木曜日(11日)、東京アラートのステップ3が解除され、カラオケやテーマパークの開館、コンサート等のイベントも1000人以下の入場者ならばOKとなりました。 また、私が行くのを楽しみにしていたオラファー・エリアソンの「時には川は橋となる」展も9月27日まで延長され、嬉しく感じます。 でも3か月間、在宅していたので、ステップ3になっても楽しく外出する気にはなりません。みんな、自制心から気持ちがうつ状態になり、行動を抑制している。 これを分析すると、人間は自由と安全が確保できなければ文化的な活動ができないことがわかります。 気持ちに余裕がなければ人間は文化活動ができず、逆に言うと文化的な活動を行えている状態が人間にとって幸せな状態といえるでしょう。 この3か月で文化的活動を行う大切さを痛感しました。少しリハビリをしてから、日常の文化生活に戻っていこうと思います。

写真:https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1258393.html


1980年代のミュージック・ビデオ
[2020/06/07]

最近、気晴らしにMTVやNHKで深夜に放送している1980年代のミュージック・ビデオを見ています。この時代のミュージック・ビデオを見ると現在のようなファストファッションではなく、皆がおしゃれだったような感じがします。最近、ニュースでアパレル企業の倒産が伝えられていますが、パルコ文化やDCブランドが花開いた1980年代には現在のような状況は考えられなかったでしょう。ファッションで自己表現するのはデジタルではなく、アナログの世界の方が適しているのかもしれません。音楽も同様、1980年代のミュージック・シーンもファッションと共にあった。1980年代のビデオはヴァーチャル処理が未熟ですが、逆にリアルなおしゃれさが全面に表出している。特にデビット・ボウイやU2、マドンナのビデオは今見てもかっこ良いですよね。また、トーキング・ヘッズやクイーン、YМОのような奇妙なビデオもこの時代の特徴を表しています。当時のことを父に聞くと、「1980年代は国に借金がなかったから、皆がのんきに構えていて自分勝手にファッションを楽しむことができた。今、日本は借金だらけだからユニクロのような国民服が流行して、ファッションを楽しむ余裕がない」と勝手な分析をしていました。生まれた時からデジタル文化しか知らない世代の私は、1980年代のミュージック・ビデオを見ながら、アナログ時代の楽しさを想像するだけです。

写真:https://hu.pinterest.com/pin/816066394948081627/
https://fragile-osaka.com/blog/new-at-store/talking-heads77-new-arrival/
http://www.electricityclub.co.uk/technopolis-the-legacy-of-yellow-magic-orchestra/


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