2019年11月6日~2020年2月9日
東京国立博物館 東洋館
東京国立博物館東洋館で開催されている「人、神、自然 -ザ・アール・サーニ・コレクションの名品が語る古代世界-」に行きました。本展は、カタール国の王族であるシェイク・ハマド・ビン・アブドラ・アール・サーニ殿下が収集した「ザ・アール・サーニ・コレクション」の展覧会です。
王族のコレクションらしく、お金にまかせてコレクションした感じの展覧会です。サーニ殿下の妹シェイカ・アル=サーニーは現代美術の収集家で、村上隆のパトロン、カタールで村上隆展を主宰しています。兄妹とも美術収集家なのですね。この展覧会を見て、村上隆が古美術品を収集しているのは、サーニ殿下の影響があるのだなと想像しました。金満家ならではの王族コレクション、ある意味凄い。目利きの収集した現代の古代美術のコレクション、名品揃いです。それにしても良く集めたな。これに対抗できるのはパリの北西40㎞にあるシャンティイのコンデ美術館くらい。あそこも凄かったけど……。
写真:https://www.culture.city.taito.lg.jp/ja/news/14102
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