2019年9月21日~2020年1月13日
横浜美術館
金曜日に横浜美術館で開催されている「ルノアールとパリに恋した12人の画家たち」に行きました。
この展覧会はパリのオランジェリー美術館の基礎コレクションとなったジャン・ヴァルテル&ポール・ギヨーム コレクション」を紹介する展覧会です。
ポール・ギヨームは20世紀初頭、パリで活躍した画商で、印象派やエコール・ド・パリの名作を収集したコレクターとしても有名です。
展覧会はオランジェリー美術館の作品が中心で、オーギュスト・ルノワールの傑作
「ピアノを弾く少女たち」が、展覧会の目玉となっています。私はちょうど2年前、パリにいたので数回、オランジェリー美術館を訪ねました。そこで展示作品をほとんど見たのですが、横浜でこれらの作品と見ると昔の友人に会ったような気分になります。
また、作品を見ていると、冬のパリの空気を思い出すことができます(あの頃は、まだノートルダム寺院が健在だったな~)。それにしてもこれだけのコレクションをしたギヨームの審美眼は凄いですね。
このような画商がいたからこそ印象派が有名になったのでしょう。横浜でパリを感じることのできる展覧会でした。
写真:https://www.ozmall.co.jp/art/article/20149/
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