美術・音楽 2019年12月

ゴッホ展
[2019/12/29]

2019年10月11日~2020年1月13日
上野の森美術館

上野の森美術館で開催されている「ゴッホ展」に行きました。この展覧会は、これまでのゴッホの展覧会と違い、ゴッホの生涯にスポットを当て、なぜ、ゴッホがあのような様式の絵画作品を描くようになったのか、ハーグ派、印象派の画家たちの作品を交えながら紹介した展覧会です。留学した時、パリや南フランスでゴッホゆかりの地(アルル、サンレミ・ド・プロヴァンスなど)を訪ねたこともあって、ゴッホは私にとって馴染みの画家となっています。展示されていた作品の中にはフランスの美術館で見た作品や訪ねた土地を描いた絵がたくさんあり、展覧会中を廻っていると、一人の画家の生涯を訪ねて、実際にゆかりの地を訪ねることの大切さを再認できた気がします。 特に精神病院に入院していたサンレミ・ド・プロヴァンスのゴッホが描いたオリーブの森は実際にその場所に行ったので、南フランスにいるような錯覚に陥り、古い友人に再開したような感動があります。
印象派の画家が人気があるのは、作品を描いた場所を訪ねることができる観光的な要素があるからかもしれません。今回のゴッホ展は有名な作品は来日していない地味な展覧会ですが、私にとっては貴重な体験ができた良い展覧会でした。

写真:https://milkjapon.com/event/1068/?_slide=7#


ハプスブルグ展
[2019/12/22]

2019年10月19日~2020年1月26日
国立西洋美術館

日本・オーストリア有効150周年記念「ハプスブルグ展 600年にわたる帝国コレクションの歴史」に行きました。本展は「クリムト展 ウィーンと日本1900」に続く朝日新聞社主催の展覧会です。 朝日新聞社は新聞の販売と同様に美術展主催に力を入れています。本展の内容は13世紀後半にオーストリアに進出、20世紀まで影響を持ち続けたハプスブルグ家の宝物を紹介する展覧会。 ウィーン美術史美術館が所蔵する作品を中心に、マリア・テレジア、マリー・アントワネットの時代の絵画が本展の目玉です。絵画の他、工芸品や武具などが7つのセクションに別れて展示され、絶対王政時代の美術を堪能することができました。 18世紀末、フランス革命でブルボン王朝が崩壊した後、ハプスブルグ家がヨーロッパ大陸の王室外交の中心となります。今年は「ウィーン・モダン クリムト、シーレ、世紀末への道」、「クリムト展 ウィーンと日本1900」とオーストリアの展覧会が目白押し。 それらを見るとオーストリアの歴史が理解できます。最後を飾る本展。お見逃しなく!

写真:https://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2019haus_habsburg.html
https://www.fashion-press.net/news/49278


アミューズメントパーク「MAZARIA」
[2019/12/15]

池袋のサンシャインシティ・ワールドインポートマートビル3Fにあるバンダイナムコが運営するアミューズメントパーク「MAZARIA」に行きました。 「MAZARIA」の売りは何といっても他では楽しむことのできないVR体感型ゲーム。ここには前から行きたかったのですが、入場料が4,500円なので躊躇していました。 「気分転換がしたい」と母に言うと、お小遣いをくれたのでやっと行くことができました。「MAZARIA」には、19個のVRの体験型ブースがあります。 ゴーグルをつけ、私は「ゴジラ」「エバンゲリオン」「ガンダム」ゲームを楽しみました。中でも面白かったのは、「極限度胸試し 高所恐怖SHOW」。 ゴーグルをつけて木の板の上を歩くのですが、ゲームとはわかっていてもリアルで恐ろしい。その他、「急滑走体感機スキーロデオ」なども面白かった。 現在、入場料は高いのですが、先端技術は発展するにつれ安価になっていくと思います。これから、VRが普及していくと、このようなアミューズメントパークは全国各地に建設されるでしょう。

写真:https://www.gamebusiness.jp/article/img/2019/06/21/15891/72222.html


伊藤美緒展
[2019/12/08]

2019年12月1日~7日
ギャラリー数寄和

就活の合間をぬって、ギャラリー数寄和で開催されている「伊藤美緒展」に行きました。伊藤さんは2019年に武蔵美術大学大学院を修了した若い作家です。暗めの色彩に繊細な線が入り混じる抽象絵画を描いています。作品を見ると、チリの画家ロベルト・マッタの作風に似ています。ということは、伊藤さんはシュールリアリストなのでしょうか。 そこに和風が入るので、ヨーロッパのシュールリアリズムの作品ほど重苦しくありません。日本人の見る夢自体、西洋人と比べると軽いのかも。作品を見ていて、そのようなことを考えていました。最近、若い作家が描く抽象画作品は明るめなので、たまには伊藤さんのような作品を見るのも刺激になります。これから活躍して欲しい女性作家です。

写真:https://zenko-k.com/blog/?p=9096
http://blog.livedoor.jp/kokinora/archives/1029461038.html (右)「ロベルト・マッタの作品」


大浮世絵展
[2019/12/01]

2019年11月19日~2020年1月19日
江戸東京博物館

江戸東京博物館で開催されている「大浮世絵展」に行きました。忙しい状況の中でも、美術作品を見ると元気が出るのですから、余程、美術が好きなのでしょう。「大浮世絵展」には歌麿、写楽、北斎、広重、国芳の代表的な版画が展示されています。写真では良く見かけるのですが、実物をこれだけ一度に見られる機会はないので貴重。江戸博の常設と合わせて鑑賞していると、江戸時代にトリップしたような感じになりました。特に面白かったのが、国芳の版画。国芳の版画はどちらかというとマンガやアニメに近く、この頃から日本人は、マンガ芸術に目覚めたことがわかります。国芳が日本のマンガを確立した芸術家ですね。「国芳と漫画展」を開催すると人気が出そうです。「大浮世絵展」、お勧めです。

写真:https://l-tike.com/event/mevent/?mid=467961


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