2019年6月8日~8月4日
東京都写真美術館
東京都写真美術館に「世界報道写真展2019」を観に行きました。「世界報道写真展」は毎年開催される公募展で、今回は129の国と地域から78801点の応募があったようです。
館内には「現代社会の問題」「スポットニュース」「一般ニュース」など8部門の中から選ばれた25か国、43人の受賞作品が展示してあります。
毎年、この展覧会を見て感じることは、報道写真が伝えてくれる知らない世界への驚きです。残酷なシーンを撮影しているにもかかわらず、報道写真を美しいと感じるのは写真を通して世界のリアルさと対峙することができるからでしょう。
それに比べると現代美術の作品は社会分野を扱っていても緩く感じてしまいます。人が真剣に生きている一瞬をとらえる写真だからこそ迫力が出るのかもしれません。
優秀な報道写真には作り込まれた映画や美術作品にはない迫力があります。
写真:https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-3437.html
https://www.fashion-press.net/news/gallery/49739/858843