美術・音楽 2019年5月

ジュリアン・サントーノ「幻影の土地」、ユルキ・ヘイッキネン「心の欠如」
[2019/05/26]

2019年5月24日~26日
遊工房アートスペース

25日、西荻にある遊工房アートスペースで開かれているジュリアン・サントーノ「幻影の土地」、ユルキ・ヘイッキネン「心の欠如」の展覧会とパフォーマンス、レセプションに行きました。ジュリアン・サントーノはニューヨークのブルックリンを拠点に活動するアーティストです。この日のパフォーマンスではバイオリンや自作の弦楽器、声、鏡などを使っており、緑、赤色の光、電子音を使った都市的な演出でした。 一方、ユルキ・ヘイッキネンはフィンランドの詩人、グラフィック小説家、イラストレーターで詩とイメージを融合させた作品を作っています。作品から神話的な雰囲気がしたので、彼にそのことを伝えたところ、フィンランドの神話や、世界各地の神々の像をモチーフに作品を制作していると教えてくれました。レセプションで作家と話をすると、作品の背景や世界観について理解を深められるので面白いです。

写真:https://www.youkobo.co.jp/exhibition_events/archive.html


「東寺-空海と仏像曼荼羅」展
[2019/05/19]

2019年3月26日~6月2日
東京国立博物館

東京国立博物館で開催されている「国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅」に行きました。 展覧会には、空海が最澄に送った手紙「風心帖」や空海が唐から持ち帰った密教法具などの空海時代の秘宝や、大きな会場で東寺の仏像を360度どこからでも見ることができる展示がされています。 我々、日本人は仏教と言えば釈迦物や阿弥陀仏を思い起こしますが、密教の仏像はヒンドゥー教の影響を受けて製作されたので特異で独特の迫力があります。 禅宗や浄土宗の仏教感とは全く異なっており、展覧会を見ていると仏教の世界もいろいろな世界があるのだなと感じることができます。 展覧会の観客のほとんどは年配の方、やはり歳をとると宗教に惹かれていくのでしょうか。

写真:https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b1820461
https://www.pen-online.jp/news/culture/toji2019/1


「河村正之展」- 耀(かがよ)ふ静謐
[2019/05/12]

2019年5月13日~5月25日
SALIOT <サリオ> ギャラリー
(東京都港区三田)

先々週、西荻のギャラリー数寄和で知り合った河村正之さんの個展「- 耀(かがよ)ふ静謐」に行きました。
河村さんは1986年に東京芸術大学大学院 美術研究科博士後期課程美術専攻を卒業、2011年まで 東京学芸大学教育学部美術科で教授を務めていた油絵画家です。河村さんは抽象と具象イメージが交錯する世界を色彩豊かに、幻想的に描いています。モダンなSALIOTギャラリーに展示された、3点の大作は圧巻的。長年、絵画制作に関わり、熟してきたような作品です。今月25日まで展覧会が開催されているので、三田に行った時は是非、ギャラリーに立ち寄ってみてください。


北嶋勇佑 木版モノタイプ展「façade ファサード」
[2019/05/05]

2019年5月3日~5月12日
Gallery FACE TO FACE

西荻窪のギャラリーFACE TO FACEで開催されている「北嶋勇佑展 『façade ファサード』」を見に行きました。北嶋さんは1989年、東京生まれ、2012年に武蔵野美術大学の建築学科を卒業し、現在は版画家として活動しています。北嶋さんの作品は木版画ですが、版木の表面に筆で絵の具を塗る「モノタイプ」という手法を使っているので、手書きのような質感があります。展覧会のタイトルFaçadeは建物の顔(正面)を意味するフランス語。展覧会にはイタリア、フランスなどヨーロッパの建物の外観を描いたカラフルな作品が展示されていました。北嶋さんの展覧会の様子は私が制作したYouTube動画https://youtu.be/UrfFWyw4S9Qで見ることができます。興味がある方はご覧ください。

写真:https://www.musabi.ac.jp/topics/20190422_03_04/


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