美術・音楽 2019年4月

「泉桐子」展
[2019/04/28]

2019年4月29日~5月7日
ギャラリー数寄和

西荻のギャラリー数寄和で開催されている「泉桐子展」に行きました。 泉さんは1992年、神奈川県生まれ、2017年に武蔵野美術大学大学院修士課程日本画コースを修了した若手の日本画家です。
数寄和を経営する岸田さんが泉さんの将来性を見込んで、ギャラリーで2回目の展覧会を開きました。泉さんの作品を見ていると、フランスで見たゴーギャン展やケブランリー美術館を思い出しました。 人物や森など具象的な絵の中に文様が組み込まれていて、民族工芸のような独特の雰囲気があります。先週の谷口さん、今週の泉さんなど、数寄和に行くといろいろな画家の人たちと出会えるので面白い!
西荻にお立ち寄りの際は、泉さんの展覧会に行ってみてください。良質な日本画作品を堪能できると思います。


谷口幸三郎展「ブルース」、「中嶋興×松澤宥―写真上の部屋」
[2019/04/21]

2019年4月18日~26日
ギャラリー数寄和

谷口幸三郎(1952年~、滋賀県草津市生まれ)は、1976年、東京芸術大学院版画家木版専攻を終了した版画家です。2016年まで立教女学院短期大学の教授、立教女学院短期大学附属幼稚園天使園長をしていました。作品はシンプルな木版画や、幼稚園児が描いたようなアート・ブリュット的な作品。今藍の展覧会のテーマは「ブルース」。フォークシンガーの高田渡の題材をモチーフにしています。18日(木)のオープニング、21日(日)に開催された谷口さんと詩人の浜田優さんのトークショーを「西荻ワークショップ・アート」マップのユーチューブのアップするので、その撮影をしました。谷口さんは気さくな人なので、話していて楽しかったですね。 ユーチューブ映像に興味のある方はこちらhttps://youtu.be/V0xtifUumLYで見ることができます。

2019年3月25日~5月24日
慶應義塾大学アート・センター

17日(水)に慶應義塾大学アートセンターで開催されている「中嶋興×松澤宥展」(3月25日~5月24日)に行きました。 松澤宥(1922年~2006年)は、1964年6月1日深夜、「オブジェを消せ」という啓示を受け、概念芸術家としての活動を始めた日本を代表するコンセプチァル・アーチスト(概念芸術家)です。 慶應大学出身の芸術家・滝口修造に大きな影響を受け、草間彌生の師でもあります。 展覧会には、慶應義塾大学アート・センターに所蔵されている中嶋興の写真(松澤宥が作っていた「ψ[プサイ]の部屋」を撮影した1500枚)の一部が展示されていました。1964年頃の前衛芸術に触れることのできる展覧会でした。

写真:https://sukiwa.net/archives/4821
https://twitter.com/foujika/status/711549322735656962


「アナ・メンディエタ」展
[2019/04/14]

2019年3月25日~5月24日
慶應義塾大学アート・スペース

慶應アートセンターで開催されている「アナ・メンディエタ展」に行きました。 アナ・メンディエタ(1948年~1985年)はキューバ系アメリカ人のアーティスト。キューバ革命の余波を受けて1961年に12歳でアメリカにわたり、原始美術や古代美術を研究、キューバから追放された幼少期経験から、フェミニズム 、暴力、生命、死、アイデンティティなどのテーマに、人間と自然、大地を一体化させる作品を制作しています。アメリカで女性アーティスト向けのアーティストインレジデンスの運営にかかわるなど女性作家の活動を支援する活動を展開し、1970年代のフェミニズム運動を代表する作家と言われています。展覧会では主に慶應大学が所蔵する写真写真が展示されていました。泥にまみれた人が木と同化している作品や、土に人の形が彫られていたシルエッタ作品が印象的でした。


写真:http://www.art-c.keio.ac.jp/news-events/event-archive/mendieta/


「杉浦非水」展
[2019/04/07]

2019年2月9日~5月26日
東京国立近代美術館

国立近代美術館で開催されている「杉浦非水展」に行きました。 杉浦非水(1876年~1965年)は日本のグラフィックデザインの創成期に、重要な役割を果たした図案家で、現在の多摩美術大学を創設に参加したデザイナーです。 展覧会では近代美術館が所蔵する非水のポスター、絵はがき、原画、非水が収集した海外の雑誌やスクラップブック、16mmフィルムなどが展示されています。 非水のデザインは和風モダン、モガ・モボでハイカラな感じがします。戦争で多くの資料が失われているので、近代美術館の杉浦非水のコレクションは貴重。 杉浦が編纂した図案集や1920年代の三越ポスターが展示されており、モダン・デザインの創成期や日本人がどのようにモダン・デザインを創作したか、よくわかる展覧会でした。

写真:https://www.japandesign.ne.jp/event/hisui-momat/
https://twitter.com/foujika/status/711549322735656962


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