美術・音楽 2019年2月

「西荻雛祭」のユーチューブ製作、「リリアン・オニール」展
[2019/02/24]

春休みに入って自由な時間が取れるので「トロールの森」に続いて、「西荻ワークショップ・アートマップ」ホームページ欄にアップさせる「西荻雛祭」の動画を製作しました。「西荻雛祭」は平成25年に西荻で始まった、各店舗にお雛様が飾られるイベントです。町を散策しながら、様々なお雛様を楽しむことができます。動画製作の初日は各店舗に飾られているお雛様、2日目は主催者である野口知子(とりとり)さんのインタビューと店舗の撮影を行いました。完成させた動画はこちら https://youtu.be/V2r9f18--w8で見もることができますのでご覧ください。

「リリアン・オニール」展
2019年2月20日~24日 遊工房アートスペース

金曜日に西荻にある遊工房アートスペースで開催された「リリアン・オニール」展に行きました。リリアンさんは、大規模なアナログのコラージュに取り組むオーストラリアのアーティストで、哀愁を帯びた宇宙観、過ぎゆく時間の封入、壮大な廃墟、有史以前の神話、エロチシズムと死などの表現活動を行っています。 金曜日にトークショーとレセプションがあったので、直接作家と話す機会がありました。彼女の話では今回の来日中、神田神保町で写真誌や那智の滝のポストカードを集めて作品を作ったそうです。「自殺」や「暴力」、「都市」など近代社会に焦点を当てた作品です。 レセプションではリリアンさんの他、スペイン人作家のナタリアさん(3月20日から遊工房で個展)と話をしたのですが、会話はすべて英語。日常的に英語を話すことの重要性を感じました。3月のТOEICは頑張ろう。


「トロールの森」のユーチューブ製作
[2019/02/17]

「トロールの森」は毎年11月、西荻窪にある善福寺公園で行われるアート・フェスティバルです。2002年から始まり、今年で18回目を迎えます。この企画を主宰しているのは、善福寺公園の近くにある桃井第四小学校の関係者です。昨年、私は「西荻ワークショップ・アートマップ」を製作いた時、「トロールの森」の実行委員会の方に協力を要請したことから懇意になり、その後も御縁が続いています。17日、今年は「トロールの森」をどのようなコンセプトで行うかの初会合があったので出席しました。そこで「トロールの森」と「西荻ワークショップ・アートウィーク」をタイアップさせる話があり、今年はワークショップ・アートマップに参加してくださっているギャラリーの方にも協力をお願いすることになりました。「トロールの森」だけではなく、「西荻ワークショップ・アート」企画も徐々に今年のコンセプトが決まりつつあります。
ところで会合の数日前、2018年11月に開催された「トロールの森」の映像を製作し、ユーチューブにアップしました。その映像はhttps://youtu.be/pcFyD5JSDzgでも見ることができます。最近、アンティークの町として有名な西荻窪は人気がありますが、意外とアートな町であることは知られていません。今年は岡原ゼミの活動を通して、西荻がアートな町であることを発信していこうと思います。


美術作家になるための条件
[2019/02/10]

パレットクラブの後輩が「作家になりたい」というので、私が知っている美術関係者を2人紹介しました。1人はT美術大学油絵科卒の作家のYさん、もう1人は西荻にある数寄和さんです。数寄和さんは「西荻ワークショップマップ」を製作した時に知り合った方で、日本画の作家、軸の経師をしながらギャラリーで高橋睦郎などの詩の朗読会なども開催しています。最初にYさんに現代美術の世界や美術状況の話を聞きました。Yさんによると「作家になるためには人脈作り、企業や美術館のサポートしてくれる人と懇意になる。長く制作活動に関わるには学芸員や教師になって経済的に安定すること、たくさん美術品に触れて美術体質になること」だそうです。Yさんの話を聞いた後、数寄和さんに行くと、Т美術大学の日本画科の助手の方や東京芸大日本画家の現役生2人がいました。彼らを交えて数寄和さんから話をしたのですが、数寄和さんは「芸術はお金にならないよ」と現実的な話、「それでも好きだから続けられる」と話してくれました。Yさんと数寄和さんの話の共通点は日本ではアートマネージメントが確立されていないので、自分でその辺のことも頭に入れて作家を目指すしかない」ということでした。しかし、1番大切なことはとにかく「美術が好きであること」が条件のようです。どの業界でも同じですね。さて、私の好きなことは何でしょう。大学時代にしっかり見つけたいと思います。

写真:http://www.oikawa-satoko.com/muscat1b/categories/97072/


「ソフィ・カル」展
[2019/02/03]

2019年1月5日~3月28日
原美術館

原美術館で開催されている「ソフィ・カル展」に行きました。この展覧会は1999年、ソフィが原美術館で開催した「限局性激痛」をフルスケールで再現した展覧会です。1999年に来日したソフィは慶應義塾大学三田キャンパスでイヴェントを開催し、その時の資料を基に慶應義塾大学アートセンターが「ソフィ・カル 歩行と芸術」という出版物を発行していました。 ソフィと慶応義塾大学は浅からぬ関係があるようです。展覧会は「人生最悪の日」までの出来事を愛人に送った手紙と写真で構成した第1部とつらい体験を癒していく第2部から成り立っています。時間の経過とともに人間関係や感情が変化していく様が面白い。第2部ではインタビューによって聞き取った様々な「人生最悪の体験」がありますが、家族の死や失明など壮絶な体験談を見ていると、失恋など大した問題ではないことに気づかされます。ソフィ・カル展の他に常設展も見ましたが、原美術館は素敵なコレクションを持っています。
ところで家に帰ってから「ソフィ・カル 歩行と芸術」(慶應義塾大学アートセンター刊)を読みました。この中に知り合いだった故村山康夫先生の論文があります。この本が出版された頃、私は保育園児。当時、毎週のように先生が家に遊びに来ていたことを思い出しました。まさか先生の書いた論文を2018年に読むとは思ってもみなかった。懐かしいですね。

写真:https://www.fashion-press.net/news/45278
http://www.natsume-books.com/list_photo.php?id=168078


上へ戻る   ホーム