美術・音楽 2017年7月

相国寺、三千院
[2017/07/30]

京都旅行で八坂神社、相国寺、承天閣美術館、下鴨神社、大原・三千院、南禅寺などに行きました。 京都に行くのは大学1年の日本文化研究会の研修以来、2年ぶり。 あの頃は外国よりも日本に目が向いていたので、ひたすら国内旅行をしていたことを思い出します。
相国寺は足利義満が夢窓疎石を招いて開山させた京都五山の2位の寺、有名な金閣寺も相国寺の塔頭の一つです。 寺院の規模を見ると室町時代、相国寺が大きな権力を握っていたことが理解できます。 禅宗と言えば、茶の湯の大徳寺が有名ですが、室町期の禅宗は大徳寺の禅宗とは違う。 どちらかというと大徳寺は戦国時代に隆興した寺院です。
大原は比叡山の西側にある慈覚大師円仁が開いた里、三千院、勝林院、来迎院、寂光院に行きました。 静寂を求める求道者が隠遁した里として有名です。観光地として有名ですが、人もまばらで静かに寺院を廻ることができました。 三千院や来迎院の庭がとても美しく、祖母も大原観光に満足した様子でした。その後、南禅寺に行き、文明開化の遺産・水道橋を見ました。 寺院内に水道橋、不思議な感じがします。京都は面白いですね。


うえの夏まつりパレード
[2017/07/23]

東京の上野では現在、夏まつり(7月15日から8月13日)が開催され、7月22日(土)、 上野中央通りで、青森のねぶた、秋田の竿灯、岩手の盛岡さんさなどの東北の祭、よさこい、江戸かっぽれなど、約30団体による「夏まつりパレード」が行われました。 私はフランス人の友人に誘われてパレードを観に行ったのですが、東京在住の私がこのような催しがあることを知りませんでした。灯台下暗し。 17時30分から3時間15分行われたパレードは、とても興味深く、私はフランス人の友人と別れて、一人で最後までパレードを鑑賞しました。 中でも秋田・竿灯まつりなど東北の祭が面白く、特に今年は上野動物園でパンダの赤ちゃんが生まれたので、パンダねぶたのパレードで観客は大いに盛り上がっていました。 私は日本の夏まつりを見たのは初めてすが、日本のまつりは面白い。 これを機会に在学中に、できるだけ時間をとって日本各地のまつりに行こうと思いました。


没後90年 萬鐵五郎展
[2017/07/16]

没後90年 「萬鐵五郎展」
7月1日(土)~9月3日(日)
神奈川県立美術館 葉山

日曜日に神奈川県立美術館・葉山で開かれている「萬鐵五郎」展に行きました。 萬鉄五郎(1885年~1927年岩手県生まれ)は、明治40年(1907)、東京美術学校に入学、明治45年(1912年)、岸田劉生や高村光太郎らの結成したフュウザン会に参加、ポスト印象派やフォービズムの影響(ゴッホやマティス)を受けた作品を制作しています。 当時の日本画壇は黒田清輝らのアカデミックな写実絵画が主流でしたが、萬の登場によって画壇に近代化の風が吹き始めます。その功績は大。 晩年は日本独自の画風を追求、南画などの制作を行っています。展覧会では初期の作品から晩年の南画作品が展示してあったのですが、 人の模倣をするのではなく、独自の絵画追及をする姿を感じることのできる展覧会で、あらためて萬の天才性、功績を認識することができました。 私の美術サークルで絵を描いていますが、本気で絵を描く芸術家の迫力は凄いなと感じました。

写真:http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/exhibitions/2017/yorozu/img/h1.jpg
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私の部屋
[2017/07/09]

今週は珍しく美術館・博物館に行っていないので、自分の美術観について書いてみたいと思います。 私の部屋には自分の作品と共に、アフリカや中国、東南アジアの美術品が飾ってあります。 大学受験の際、経済学部や商学部も受けたのですが、現在の部屋の状態を見ると自分が文学部向きだったことを認識できます。 大学入学後、徐々に部屋に飾る美術品が増えていき、現在はその中で眠っている状態です。 ですから、朝起きるとまず美術品が目に入ります。 このような環境が私の美術観を育て、イギリスで毎日、美術館、博物館に行っても耐えることのできる性格を形成させたのでしょう。 イギリスから帰国して思ったことは、あれだけの作品をよく見たなということでした。 この体験のおかげで私は何事においてもたくさんの体験をする、たくさんの作品を見ると人生観が変わることを実感しました。 「百聞は一見に如かず」は、本当だと思います。 将来、私はどのような職業に就くか未定ですが、いずれにせよ量をこなす体験は必須。 情報量と体験の多さが人生を左右するのではないでしょうか


ジャコメッティ展
[2017/07/02]

「ジャコメッティ展」
6月14日(水)~9月4日(月)
新国立美術館

土曜日、東京大学のU君と久しぶりにジャコメッティ展(新国立美術館)に行きました。前回、2人で美術館を廻ったのは3月のティツィアーノ展。この間、イギリスに行っていたのですから、時の経つのは早いものです。
ジャコメッティ展は現在、ロンドンのテートモダンでも開催されています。テートモダンのジャコメッティ展は初期の民俗学的な作品からジャコメッティの代名詞ともいえるハリガネ彫刻に至る経緯が展開されている大回顧展、 新国立美術館のジャコメッティ展は、彼の代表的なハリガネ風の作品の展示が中心でした。テートモダンのように作家の生涯の作品を1度に展望できる展覧会が日本で開かれるようになるまでは、まだまだ時間がかかりそうです。

ロンドン テートモダンでの「ジャコメッティ展」
5月10日(水)~9月10日(日)
Tate Modern - London


「慶美展」に出品した作品の中に、テートモダンのジャコメッティ展で撮った写真があります。偶然、撮った写真にカーネル・サンダースのようなご老人が写っており、面白いので額装してみました。この写真は意識して写したものではありません。この写真は無意識でも面白い写真が撮れることを認識させてくれた1枚です。将棋の竜王戦で29連勝中の藤井四段も「無意識に打った一手が有効です」とコメントしています。良い写真を撮ろうと思ったら、その場の空気を取るようにするのがコツかも。ちなみに日曜日、藤井四段、ついに敗れてしまいましたね。残念です。 (下記画像をクリックすると拡大されます)


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