美術・音楽 2017年4月 |
ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館とロンドン・フィルハーモニー
[2017/04/30]
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ヴィクトリア&アルバート博物館カフェ 「ギャンブル・ルーム」 ![]() ![]() ![]() ロイヤル・フェスティバル・ホール 1590年頃オークベッド(V&A) 日本の『カワイイ』を紹介(V&A) ![]() ![]() ![]() ![]() フランクロイドライトの椅子 銀器の数々 フィギア(V&A) ウィリアム・モリスの「グリーン・ルーム」(V&A) |
ナショナル・ギャラリー
[2017/04/23]
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![]() ![]() 先週は集中的にトラファルガー広場にあるナショナル・ギャラリーに行きました。イギリスの主要な博物館、美術館は無料なので、学生にとってはとてもありがたい。 ナショナル・ギャラリーは時代ごとに4つのブースに分かれていて、どのブースも見ごたえのある作品が並んでいます。 中でもレオナルド・ダ・ヴィンチの「洗礼者ヨハネと聖アンナのいる聖母子」は習作であるにも関わらず圧巻でした。 レオナルドの天才性を十分に感じさせてくれる作品です。 ナショナル・ギャラリーには中世、近世、近代など、各時代の有名な絵画が展示されていて、贅沢!各ブースを廻ると、時代の違いも理解できます。 ところで、先週も紹介しましたがナショナル・ギャラリーの後方に、ジェームス・ワット、建築家クリストファー・レン、ブロンテ姉妹などの著名なイギリス人の肖像画を展示しているナショナル・ポートレート・ギャラリーがあります。 ナショナル・ギャラリーと合わせると、イギリスに関する800年分の絵画を1度に見ることができます。 1階には20世紀の有名人の肖像画もあるユニークな美術館、面白いので、ロンドンに行く方にお勧めです。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
テート・ブリテンとナショナル・ポートレート・ギャラリー
[2017/04/16]
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今週はテート・ブリテンに行きました。テート・ブリテンはテムズ川沿いにある、イギリス美術の一大コレクションを有する近世、近代美術館。
「ブリティッシュ・コレクション」と呼ばれるコーナーには、イギリスを代表する画家ターナーや彫刻家ヘンリー・ムーアの作品やラファエロ前派(ジューンズ、ミレイ、ロセッティ、ハント)、の作品が展示されています。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
「DAVID BOWIE is」 「アルフォンヌ・ミューシャ展」
[2017/04/09]
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「DAVID BOWIE is」 ロンドンに出発する前、天王洲の寺田倉庫ビルG1で行われている「デビット・ボウイ・イズ」に行ってきました。 私自身はデビット・ボウイのコンサートに行ったことはないのですが、両親はデビット・ボウイが好きで1982年に日本で行われた「シリアス・ムーンライト・ツアー」も観ています。 両親の世代にとってデビット・ボウイは「戦場のメリー・クリスマス」や「レッツ・ダンス」のデビット・ボウイだそうです。「デビット・ボウイ・イズ」は2013年、ロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館で開催された展覧会の世界巡回展。 デビット・ボウイは2016年に亡くなりましたが、展覧会を見ると生前の活動を知ることのできます。ボウイにはグラム・ロック、ソウル・ハードロック、ポップスなどの時代があり、時代ごとにコンセプトやファッションが変わり、斬新なアート感覚でロックシーンをリードしました。 私は展覧会に行く前に「デビット・ボウイ2016」、「ジギー・スターダスト」、「戦場のメリー・クリスマス」、「バスキア」などの映画を見たのですが、展覧会で実際にコンサートやPV撮影に使われた衣装などを見ると、ボウイのファッション・センスを生で感じることができました。 それにしても、このような展覧会を国立のヴィクトリア・アンド・アルバート博物館が開催するのですから、イギリスは凄いですね。
「アルフォンヌ・ミューシャ展」
写真:http://../image.pia.jp/../images2/static/pia/feature/event/davidbowieis/main-sp.jpg |
NHKスペシャル 「大英博物館」
[2017/04/02]
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![]() ロンドンの大英博物館は約800万点の収蔵品を所有する世界最大の博物館で、世界各国、各時代の遺産が94の展示室に展示されています。コレクションの数は膨大でロゼッタ・ストーンやアッシリアの守護獣神像、アステカのトルコ石のモザイク、ルイスのチェス駒、サットンフーの仮面など、世界中の遺産が一堂に会する様は、大英帝国の威光を感じさせてくれます。入場は無料で、これはイギリスのパブリック意識の表れでしょう(逆に言うとプライベートな博物館、美術館は割高です)。人の入る企画展で収入を得ようとする商業主義的な日本のミュージアムと違って、イギリスは教育的。全世界を支配しただけあって、文化に対する見方はイギリスのほうが進んでいると思います。収蔵品多くは海外から搬入されたもので、ほとんど盗品に近く、ギリシャやエジプトは大英博物館に美術品の返還を求めていますが、イギリスが保護したからこそ、美術品の価値も高まったと考えられます。イギリス留学はまたとない機会なので、留学中はテーマを決めて日参して常設展を廻ろうと考えています。 ![]() ![]() ![]() ![]()
写真:https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/3/3a/British_Museum_from_NE_2.JPG |